ファインコート
従来、床のメンテナンスの方法としてはワックス工法が一般的でしたが、周知の通り、ワックス工法は品質面、環境面で多くの課題を抱えているのが現状です。
ファインコートメンテナンスシステムは、これらの問題を解決すべく新たに誕生した全く新しいタイプのメンテナンスシステムです。
ファインコートメンテナンスとは
セラミック系コーティング剤「ファインコート」により、床メンテナンスを行う方法で、従来の樹脂ワックスが抱えていた様々な問題点を一挙にクリアした画期的なメンテナンスシステムです。 この「ファインコート」は主成分がガラスに近い特性を有するために非常に硬く、光沢のある塗膜を形成し、この光沢を長期に渡って維持します。
また、廃液を出さないために環境にも優しい工法となります。 現在、全国のスーパーマーケットや各種商用施設などで、ワックス工法に代わる新しいメンテナンスシステムとして多くの新規導入が拡大しています。
ファインコート3つの特長
高品質 High Quality
床に薄いガラスの膜を張ったような高品質な仕上がりとなり、その状態を長期に渡って維持します。
また、油や炭酸、アルカリ、アルコール、各種溶剤などに侵されないために、いつまでも床面を綺麗な状態に保つことができます。
年間維持管理の削減 Low-cost
年数回のメンテナンスで管理できることや、日常清掃もセラミックタイルと同様に大幅に簡素化することができます。また、定期的な剥離作業や廃液処理費も不要となりますので、年間維持管理費の大幅削減が可能となります。
環境に優しい Ecology
コーティングの剥離が必要ないために廃液を出さないことや、年数回のメンテナンスで管理できるため電気、ガス、水道など、限りある資源の有効利用が可能となり、地球環境にも優しいメンテナンス工法となります。
ファインコートが誕生して早8年となりますが、お陰様でスーパーマーケット関係をはじめ、多くの各種商用施設などで施工が拡大しています。今後、ワックスに代わる新しい床用メンテナンスシステムとして、ますますの拡大が予想されます。
ファインコートメンテナンスシステム各種用途
左図のように「ファインコートメンテナンスシステム」はあらゆる用途に使用が可能です。今後、ワックスに代わる新しいメンテナンスシステムとして、スーパーマーケットや各種商用施設だけに留まらず、大型量販店やコンビニ関係、病院、老健福祉施設関係、ホテル、デパート関係、公共施設関係、オフィスビルなど、あらゆる用途への導入拡大を見込んでいます。
ファインコート 化学タイル仕様の特徴
- 光沢が上がり美観が向上する
- 光沢が持続する( 6ヵ月~1年に1回のメンテナンス)
- 非常に滑りにくい(転倒事故を防ぐ)
- 日常清掃が簡単(油汚れ等取れやすい)
- ワックスのような黄変が発生しない
- 剥離剤等の廃液処理も不要なので環境にもやさしい
ファインコート 床石材仕様の特徴
- セラミックコーティング剤、特殊ダイヤモンド砥石による複合的な施工技術により床が鏡のようになります
- 表層部の硬度を上げるので光沢が持続します
- 石材の吸い上げ現象を阻止、空気の流通は確保するので石材の寿命を伸ばします
- 床面は鏡面になりますが、非常に滑りにくい特性があります